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05稲敷市外部評価議事録(第5回) 第5回外部評価委員会 | 稲敷市公式ホームページ

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(1)

第5回

稲敷市事務事業評価 外部評価委員会

日時:平成29年 10 月 2 日(月)午前10 時∼ 場所:稲敷市役所本庁舎 3階北321会議室

進行・時間 発 言 内 容

1.開会

事務局 おはようございます。本日は第 5 回目の会議になります。午前中は環境課

で 2 事業、午後は管財課 1 事業と、環境課 2 事業ということで、午後は 3 事 業の評価をお願いします。本日は政策調整部の部長が同席させていただきま

す。よろしくお願いいたします。。

事 務 局 ( 政 策 調 整 部 長)

あらためて、おはようございます。担当課のほうも最初は非常にとまどい というか、不安がっていたようなんですが、進めさせて頂くうちに今回のヒ

アリングでは、非常に前向きな意見交換がされているということです。。実 は担当のレベルでは、いろいろと改善したいというようなことも、なかなか

議論にならなかったことが、今回こういった形で公に議論ができているとい う、非常にいい面が出てきているんだろうと思っております。最初は事業仕 分けのようなイメージを持っていたようですが、それとは違うということ

を、だいぶ認識をしていただいているみたいですので、引き続きいろいろと ご指導をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

事務局

どうもありがとうございました。

事務局 まず委員から依頼のあった、健康増進課の乳幼児健診の受診率の資料につ いて、皆さん配布しております。

事務局 では午前中の環境保全分野で、環境課の不法投棄対策事業の評価をお願い

したいと思います。環境課長のから、職員の紹介をお願いいたします。

2.委員の紹介

担当課 お忙しい中、今日はよろしくお願いします。今日の出席者を先に紹介させ

ていただきます。課長補佐です。

担当課

よろしくお願いします。

3.ヒアリング【午前】∼環境保全分野∼

1)不法投棄対策事業 (担当課:環境課)

担当課 不法投棄対策事業についてご説明させていただきます。不法投棄の撤去

や、不法投棄を未然に防止することを目的とする事業です。

具体的には、不法投棄されたものを回収または撤去、不法投棄を未然に防

止するために、廃棄物対策管理官による週 3 日のパトロール、監視カメラ設 置による予防を進めております。不法投棄されたものを放置すると、重ねて

不法投棄されて量が増えていきますので、不法投棄者の捜査と並行して、早 期の回収や撤去が必要となります。また不法投棄される場所は同じ場所が多 いことから、監視カメラの設置を行うことにより、再発防止を行う必要があ

ります。不法投棄をする業者は、市内に投棄場所を捜索していることが多い ことから、他市町村や警察と連携して投棄前に注意をする必要があるため、 警察官 OB を廃棄物対策管理官として任用し、市内パトロールを行っており

(2)

委員 最初にお聞きしますけど、いただいた調書を見ると廃棄物対策管理官と書 いてあるんですが、これは。

担当課

警察官 OB の方にお願いしています。

委員 これはそうすると非常勤の特別職とか、立場はどういう立場ですか。給料 を払っているんですよね。

担当課

はい。非常勤の特別職です。

委員

何人いるのですか。

担当課

1 名です。

委員

1 名ですか。

担当課

警察官を退職して、雇用して 3 年ぐらいになります。

委員

その方 1 人と職員が付いて回るということですか。

担当課

いえ。パトロールは 1 名で現在行っております。

委員

その人が 1 人で回るんですか。

担当課 はい。例えばその場で発見した場合は、警察に通報して一緒に行うと決め ております。現時点では不法投棄されたものを確認しているようなことにな

ります。

委員

その人はきっと昼間ですよね。

担当課

はい。

委員

昼間、週に 3 日。車はどの車なんですか。

担当課 環境課で特別に、追跡もできるようにナビと ETC 付きの「稲敷市」の名前 は入らない車でやっています。

委員

「稲敷市」の名前が入っていない。

担当課

はい。

委員

その車はどういうふうに管理されているんですか。

担当課 車のほうは毎日日報として、運転日誌と巡回した場所を書いたものを上げ てもらいます。

委員

ここに来て、乗り換えて出発して、ここに戻すという。

担当課

距離数を入れて、日報としたもので分かります。

委員 その人の業務はそれで監視できるかもしれないけれど、それで全体的に不

法投棄は監視できるんですか。

担当課 それだけではできないので監視カメラで。今までは、捨てられる場所もほ ぼ似通った場所が多いので、定点という形で対応していたんですが、それで

は柔軟な対応ができないので、移動式のカメラを本年度は要求させていただ き、定期的に移動をさせて監視をするという方向性に変えております。

委員

定点はなくなったのか。

担当課

(3)

委員

定点は何カ所ですか。

担当課

定点は 6 カ所です。

委員

車のナンバーまで確認できるような精度を持っていますか。

担当課 日中は確かにできるんですが、夜間が残念ながらできないものですから、 夜間用に新しい精度のものを、今回導入できるように手配しております。実 際夜間の定点カメラで、どこまで映るのかという実証実験をさせていただき

ました。その結果あまりナンバー等が判然としないものですから、監視カメ ラ、定点だけではなくて性能が高くなっている可動式のものを今回予算要求

させていただいてまもなく導入予定です。

委員

定点で、今まで不法投棄者を追跡できたことはあるんですか。

担当課

残念ながらないです。

委員

じゃあ意味がない。

担当課 その問題もあって、実験をして、カメラの性能の検証もあったので、今ご

ろ補正予算ということで、ようやく夜間も映るであろう機種も発見できまし たので導入予定となっています。

委員

定点はどういう形でやっているんですか。カメラと…。

担当課 カメラによる監視と、あとは簡単に言うと携帯電話で画像がすべて 24 時 間送られる仕組みです。

委員

カメラそのものはどこかに委託ですか。

担当課

これは委託しています。

委員 その定点カメラは車のナンバーが分からないんだったら、解約したらいい んじゃないですか。

担当課 その方向で今やっております。通信費もかかりますので、移動式に切り替 えることによって通信費および委託料も見直す予定です。

委員 今のカメラは夜でも結構性能がいいです。いろんな事業者がいるから、そ れはどんどん変えたほうがいい。監視の仕方そのものも、やり方がきっと変 わってくると思う。

担当課 今ご指摘があった内容は検討させていただきました。ただ、それができる のは街中だけです。不法投棄場所というのは電源がないんです。ですから電 源の問題で、どうしてもそういうシステムにすると、かなりの高あがりにな

ってしまう。どうしても山林の中になると、太陽光とかそういうものになっ てしまいます。

委員

そういうシステムなんですか。

担当課 そうです。ですからそれではなくて、電源問題が無いものを、今の新しい 機械は省エネ化できていますので、替えていきます。

委員

動いたものだけしか対応しなくていいんですよね。

担当課

そうです。そうすれば電源も、そんなに大きな電源は必要ないです。

委員

新規参入者はすぐにやりますよ。

担当課 あれば探してみます。絶えずいろんなものを検証していって、電灯とか

(4)

もっと簡易にできるものだと思ったら、なかなか見つかりませんでした。市 街地用はあるんですが、本当に不法投棄されるというのは市街地ではなく

て、山の中のものなので、電源がどうしても確保できないとなると使えませ ん。それで導入が今回の 9 月補正になってしまったという経緯がございま す。

委員 極端なことを言うと、設置場所も、捨てられる現場を押さえるのか、出入 りを押さえるのかの考え方だけで、今みたいな電源の問題も全然変わってく

ると思うんです。だからなるべく効率的にいっぱい設置すべき。この対策は 成果を挙げないと意味がないです。稲敷へ行って捨てたら捕まっちゃったと いうのが、業者の間で広まらないと駄目なんです。夜行ってもパトロールが

しょっちゅう来ているとか、やっぱりその辺ですよね。どう見ても圏央道を 降りればすぐ捨てられそうな場所がいっぱいあるような気がします。

担当課 やはり捨てられるのは夜か早朝です。そうすると、どうしてもその時間を

回れと言ってもなかなか難しいところがございますので、それであれば今言 った監視カメラできっちり番号まで撮って、警察と共同して摘発していくと いうことに専念するべきではないかと思います。

委員 そういう場所だとナンバーが分からないと駄目だし、街の中だと顔が分か らないと駄目なんです。だから従来の割と普通に使っていた監視カメラで は、今は結構駄目なんです。カメラの解像度もセンサーも性能を上げている

んです。

担当課 今回われわれの導入するカメラも安価なものを 1 番に選択しております し、それで実際導入して本当に撮影できるカメラを設置して実証してみて、

よければそれに変えていきたいと思っています。

委員 監視している方は、どのぐらいの頻度で新しいごみを捨てた状況をチェッ クして、報告が上がっていますか。

担当課 あまりよい傾向ではないんですけれども、必ずどこかでごみが、パトロー

ルするたびに上がってきております。

委員

いい傾向ではないね。

担当課 あまりほめられた内容ではない。ただ大きく捨てられることはなくて、た ぶんどこかから自分のごみを持ってきて、ポイと捨てる。そういった程度の ものが多いので、その辺は、大きくトラックか何かでボンと捨てる例はほと

んどないです。

委員

トラックが来て何台とかという例はないか。

担当課 少ないです。年に 2 件とか 3 件ぐらいしかない。ほとんどは家電製品等を

持ってきて、テレビとか洗濯機とか、捨てていくという程度のことです。

委員 逆にそういう傾向があるとすれば、そういうことに対する一般的なごみの 収集体制とか、そういうルールの中では、割と細かい分類があるでしょう。

担当課 今回県でも指導がございまして、国内の家電メーカーのものについては、

だいたいどこの電気屋さんでも引き取りを認めるんですけども、それ以外の 家電製品については、なかなか引き取りが難しいことがあって、それについ

ては県内のケーズデンキさんが引き取りをしていただけるということで進め ている。

委員 結果的に、処理できなくて捨てるというのがあるんですよね。そういう品

目がないような収集体制になっているのか、もしくは受け入れ体制になって いるのか。

委員 稲敷市は年に 4 回、4 カ所の地域でそういう大型家電製品とか、要するに

(5)

地のところで年に 4 回、日曜日にやっています。

委員

そこでほぼ捨てられる。

担当課

ほぼ捨てられます。

委員

でも家電製品でできないものもあるでしょう。

委員

冷蔵庫なんかは駄目です。

委員

リサイクル法で定める4品目は、それは引き受けできないです。

担当課 それに対して、今、お話ししたケーズデンキにお願いして、引き取ってい

ただけるようにということで進めております。

委員 クレームがやっぱりありました。大きい冷蔵庫を持ってきた人が受け取っ てもらえなくて。

委員 人によっては、粗大ごみの日に、冷蔵庫が川原に捨ててありましたと、地

域の人が運んじゃうという可能性もないとは言えない。

担当課

実例はあります。

委員 確か昔は、霞ケ浦清掃大作戦がありましたよね。あの時に行ったら、排水

路に洋式の便器がそのまま捨ててあったことがあった。誰が捨てたんだろう みたいな。前の日にはなくて、その朝に見たらあった。そういう事例もあっ

た。

委員 年に 4 回の 4 カ所で、2 回ずつ毎年やって、広い敷地で、あれは業者さん ですよね。結構捨てられます。住民の方はあれを利用しています。

担当課 実際そのために、いろいろ費用がもちろん発生しております。ただそれを

やらないと、今お話があったとおり放置されてしまう。それを考えると、ど ちらがいいのかという問題は、はっきりは言えないところです。

委員

定点ではないんですね。

担当課 それは定点ではないです。ただ定点ではないですけど、基本的には似たよ うな場所です。ですから移動式で簡易に付けられるカメラが必要なんです。

それで今回簡易に付けられるカメラを要望して、9 月の議会を通りましたの で、これから導入していって監視をします。

委員

今カメラの情報はどういうふうに戻ってくるんですか。

担当課

カメラの中に IC チップが入っています。

委員

後で確認するのね。

担当課

はい。ですから定期的に確認をしていくという形を取ります。

委員 それでカメラでナンバーとか見つかったらば、それはなるべく早くやらな

いと駄目ですが、警察を通して告発前提でやれば全部特定して教えてくれま す。それと道路の上にあって車両の監視ができるものがありますね。

委員 あれはナンバーさえ言えば全部追いかけてくれます。どこを何日に通った

というのが。当然ナンバー照会をすればどこの車かというのは、警察は要す るに告発前提になったらば教えてくれます。だから注意とか言わないで告発

前提でやれば、完全に追いかけて相手の身元まで押さえられます。

(6)

で考えていきたいと思います。

委員 環境課が、告発しなくてもごみ対で教えてくれるというのだったらばいい

けれど。今は個人情報保護法の関係で、どこの車だか割と教えてくれないん ですよね。だからカメラを付けて不法投棄があった現場を押さえても、その

後をどうするんだというのがないと、案外結果が見えないよね。

担当課 もちろん告発しないと予防にもなりませんので、ケース・バイ・ケース で、やはり告発すべきところはする必要があると、私どもも思っておりま

す。そのために、はっきり判明できるカメラに今度変えていくということで す。

委員

誰なのかを捕まえられる手立てがないと、注意するにしても難しい。

担当課 実際に撮影してからの話だと思うので、基本的には告発しなければ、そう いうふうに警察も教えてくれないのであれば、告発をもちろんしていくこと

になります。

委員 警察とそこのところは協議しなくては駄目だと思う。どこまで教えてもら えるのか。こういう事例に限って証拠を見せて、この証拠で、内容的には量

が少ないから注意したいんだけど、教えてもらえるのかとか。きっと教えて くれないと思いますが。何かの手立てを、きっちり形を決めないと、次のス テップにいかないような気がする。どこでも苦労しているのは事実なんだよ

ね。

担当課 私たちとしては、監視カメラの性能というか実証していって、告発できる ような態勢を取れるかどうかということも必要ですので、現時点では一歩手

前の、監視カメラをきっちりさせられるかどうかということをやっていま す。

委員

捨てる人は本当に岩手県とか行っちゃうんですね。

担当課

確かにいます。

委員

稲敷市がやばいという、そういう気持ちにさせないといけない。

担当課 そのためにはやはり監視カメラで、どうにか証拠をつかむということに対 応していきたいと思います。

委員

民間の業者のヤードみたいなのは、市内にはあるんですか、ないですか。

担当課

あります。

委員

あるんですか。。

担当課

どこの市町村もたぶん、そういうヤードはあると思います。

委員 他の事例でこういうことをやっていて、やってみたいみたいな事例はない ですか。

担当課 私としては今、監視カメラの監視能力を上げたり、告発したという実績を 上げたい。

委員 例えば民地、ヤードのそばが多いんだけど、民地の不法埋め立てとか、そ ういうのは事例としてはないんですか。

担当課 今回 9 月の議会で改良土がダメになりました。それまでは改良土は特に問

題なかったので、そういう事例は他の市町村に比べたら少ないです。

委員

(7)

担当課 それに当たりまして、10 月 1 日より条例制定とともに態勢整備というこ とで、警察官 OB に権限を明確に与えまして警察と連携、および近隣市町村

と情報の交換をしていきます。

委員 今お話を聞いていると、大規模な不法投棄は少ないというようなお話だっ たですよね。家電とかそういった小規模、一般市民が捨ててしまうような感

じのものだと私は理解したんですけど、市民からの不法投棄の通報というの は、年間どれくらいの件数があるか分かりますか。ないですか。これを見る

と、実施結果 56 件というのは監視官の方が発見した件数ですか。

担当課

通報件数です。

委員

市民からの通報。

担当課

市民からの通報によって出向いています。

委員 市民からの通報で現場を確認しに行って、確かに捨ててあったとか、今後

そこに捨てられる、1 個捨ててあればどんどん捨てるという可能性が大だと いうことで、そこに移動式のカメラを今後設置して、監視を強化しながら、 不法投棄者を発見してというような話の解釈でいいですね。

担当課

そうです。

委員 ただ地権者がいるわけじゃないですか。そういうのはどんな協議をしてい

るのですか。撤去するわけでしょう、市のほうで即撤去するのか。

担当課 基本的に民地に捨てられたものについては、警察と県南センターのほうに 通報して対処してくれという話はしております。

委員

市のほうから手が離れるということですか。

担当課 はい。道路とか河川とか、そういうところについては、もちろんわれわれ が行って、すぐに片付けたほうがよいものなら片付けますし、捜査してやっ

たほうがよいものについては、警察と県南センターと協議しながらどうする か決めていく。捨てられるものの内容によって、だいぶ日数がかかったりか

からなかったりします。

委員 民地に廃棄されているものというのは、さほど多くないということでいい んですか。河川敷とか道路の法敷とか、そういうところのほうが多いという ことですか。

担当課

そうです。

委員

じゃあそんなに大きい物はないですね。

担当課

大きいのは本当に年に 2、3 件ぐらいです。

委員 警察官の OB を雇用する必要性はあるんですか。直接対峙するわけではな

いみたいな話、今のところ発見が絶対的に、こういうふうに見つかるわけで はない訳だし、警察との連携を取るときに便利な部分があるということなの か、そういうことではない他の理由があるのか。今後また 1 名増やすわけで

すよね。

担当課

4 月にもう増えているんです。

委員

2 名態勢になっているということですか。

担当課

(8)

委員

警察から情報をもらえばいいだけの話では。

委員

私もそう思う。

担当課

警察から情報は流していただけない。

委員

月額週に 3 日でいくら払っているんですか。

担当課

20 万です。

委員

20 万。それは払いすぎでは。退職者の支払いにしては。

委員

再任用制度を活用しては。

委員

OB は何の権限もないですね。

委員 1 名だけは雇用せざるを得ないにしても、その他に随時増員するのであれ

ば、OB でなくてもいいのかなという感じでいるんです。

担当課

もう 1 名につきましては埋め立て関係です。

委員

埋め立て関係の業務を、要するに市の職員以外の人がやるんですか。

担当課

対応時には同席しています。

委員 埋め立て業務の許認可の問題は法令上の問題だから、若い人できちっとそ ういうものを解釈、整理できる人にやらせた方が、職員のためにもいいので はないか。

担当課

総務課に伝えます。

委員 パトロールしてもらうんでしたら、時間は日中でなくても、夜明け前とか のほうがいいのでは。時間は短くても、それこそ 3 時、4 時、5 時、6 時ぐ

らいの時間に集中して行ってもらったほうが、よほど効果的なのではと思う んです。日中、昼間の時間に 8 時間ぐるぐる回っている必要はないのではな

いか。2 人ぐらいで回れば、1 人が連絡してとか、そういうのができます

担当課 ちょっと補足で。今回警察からの OB を 2 人、廃棄物対策関係で採用して いるんです。パトロールを中心とする臨時職員として採用している OB が 1

人、この方は週 3 日ぐらいです。もう 1 人は、この 4 月から任期付職員とし て警察官の OB を採用しておりまして、課長級の職員として採用しておりま す。

つまり決裁権限を持って、もちろん指導監督ができてというような形で す。

委員

任期付きということは定年前の方ですか。

担当課

退職した方です。

委員 でも警察に不法投棄とか残土の専門知識を持った方はいないですよね。だ からそこのところはなかなか説明しづらいんじゃないかと思うが。

委員

今まで廃棄されていた場所はもう分かっていますね。

担当課

分かっています。

委員

(9)

担当課 今回 9 月の議会で条例を改正しまして、職員教育も含めて体制整備をして 10 月 1 日からやっていきます。

委員

厳しくするのですね。

担当課 厳しくできるように権限も内容が分かりやすいように、体制を整えたとこ ろです。

委員

撤去費用などはこの予算の中に入っているんですか。

担当課

はい、撤去費用は入っております。

委員 これでその他の 600 万という大きい金額があるんですけれど、その他は何 ですか。事務事業評価のH28 年度の決算で、「その他」の 604 万 9000 円と

ありますが。

担当課

システムを含めた委託料です。

委員

これは委託料なんですか。

担当課

委託料です。そのシステムと監視カメラ、両方合わせたものです。

担当課 監視カメラについては、できるだけ実質的なものに替えていきたいと思っ

ています。

諸岡委員 要するに悪い人が夜通って、ぱっと電気がつきますね。その時同時にカメ ラも作動する? その人を写すということ。

担当課 そういうシステムです。24 時間ずっと撮っていて、24 時間ずっとそれが

情報としてあがってくるシステムはそれだけ費用がかかる。それですと今ま で成果がないので。

委員

ピンポイントで。通った時に。

担当課 ピンポイントで撮ればいい話ですから、そういうふうに変えていきたいと 思います。

委員

何カ所ぐらいこれを設置する計画ですか。

担当課 とりあえず 5 台ぐらいを購入して、いろいろなケースのところに付けてみ て検証します。

委員 いいですか。投棄物なんですけれども、どんなものがありますか。一応家

電製品とか家庭用のようなものが多いということでしたが、大型ダンプで来 るのは年に 1、2 回ということですが。説明をお伺いできればと思います。

担当課 違法投棄ということで、当市で職員と今言ったパトロールしている管理官

と合わせて 6.26 トンあります。家電ではテレビがH28 年の実績でいうと 114 台。冷蔵庫が 19 台。洗濯機が 7 台。エアコンが 7 台。計 147 台が違法

投棄されています。

今少し問題になっているのは、木などを伐採したものについて、自分の畑

とか農地のほうに持っていって焼くという事例が出ています。

委員

野焼きは禁止にしたところ増えてきたね。

担当課 野焼きはクレームもかなりの量が来ています。ですからその都度こちらで

通報があれば出向いて、注意してその場で消してもらったりいろいろやって いるんですけれども、それでも毎年野焼きについてはかなり増えてきており ます。

委員

(10)

担当課

そうですね。もみがらとか。

委員

もみがらと枝をまとめてずいぶん燃やしている。

委員

もみがらはトラクターで土に混ぜ込んだりしていますね。

担当課 そうです。混ぜ込んでいただければ問題ないんですが、ただ燃やす方もい ます。

委員

今は農政関係も焼いては駄目なんですね。

担当課 基本的には野焼きは禁止されておりますのでご協力いただきたいというこ とで、その場に行ってお話をさせていただいております。

委員 この 56 件の相談件数ですけれども、同じ方というのが多いんじゃないん

ですか。

担当課

いや、同じ方はあまりいません。

委員

ないですか。

担当課

はい。同じ方のものはカウントしていないと思います。

委員

何回でも 1 人の方は 1 件。

担当課 いえ、これはケースなんですね。不法投棄でも違う。例えばゴミ収集所の 隣。場所が違ったりというクレームはもちろん 1 件として数えます。

委員 あとパトロールの件ですけれども、昼間の時間帯になっちゃいますけれど も、スクール側のリーダーの方が子供たちの登下校の見守りで回っていらっ しゃいますね。そういった方もほとんど警察の OB の方ですね。そういった

方とも不法投棄のものとか捨てているところ目撃するということは、昼間な のでほとんど難しいと思いますが、捨てられている場所とか捨てられている

ものとか、そういったものの情報というのが交換できると思うので、市全体 的な不法投棄場所の実態把握のために役立ててもらえればと思います。

担当課 実際、郵便局の配達員さんと協力関係を結んでおりまして、疑わしき車両

があれば通報していただくし、捨てられていればそこも通報していただくこ とで契約と言いますか、協力をいただいています。

委員

協定みたいなものを。

担当課

結ばせていただいております。

委員

現実に通報はありましたか。

担当課

はい。

委員 事務局に様式の書き方のところで欄が空いているところは自由に入れられ

るわけでしょう。委託料とか。それはそういうふうに書き方のときに各課に よくお伝えして下さい。

事務局

あとでシステムを見直す予定です。来年度の評価の前に整理します。

2).再生可能エネルギー導入促進事業 (担当課:環境課)

委員長 それでは次の項目に移ります。再生可能エネルギー。どうぞ説明をお願い

いたします。

担当課

(11)

果ガスの削減の他に、低炭素社会づくりによる環境保全を推進することを目 的とする事業です。具体的には、個人住宅に太陽光発電システム設置補助と

して 1 キロワットあたり 2 万円、上限を 8 万円に設定しております。 平成 30 年以降につきましては、太陽光発電システムの費用は低下してい ることから、水素の利活用の促進、およびエネルギー利用の効率化を図るた

めに家庭用燃料電池システム、いわゆるエネファームと定置用リチウムイオ ン蓄電システムの補助にシフトしていく予定でございます。こちらの事業に

ついては、今回の補正で 10 月 1 日から予算のほうは一部とらせていただい ております。以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。

委員 従来のものがあって、プラスアルファでエネファームとか定置が加わると

いうことですか。

担当課 そちらについてはこれから再生のほうと協議していくんですけれども、今 度は太陽光で発電したものを蓄電池のほうにためてちゃんと自立的に使える

ような形のほうがよいと思います。実際これは 120 万ぐらいかかるのです が、国のほうで 11 万、今回 10 月から始めるのは県の方で 5 万円の補助とい うことになっておりますので、それを厚くしてやはり災害等も考えますと、

そういう蓄電池とかにしていきたいと思います。

委員

市はいくら払うんですか。

担当課

H30 年度からを予定しております。

委員

今はスルーするだけですね。

担当課 今年はスルーするだけ。H30 年度から今まで太陽光発電に使っていたも のを、そういう水素利活用型にシフトしていきたいと思っています。

委員

太陽光はどのくらいのせているのかという数字はあるんですか。

担当課 平成 28 年度で補助件数が 36 件。そのうち新築が 13 件、既存のものが 23 件。合計で 203.25 キロワット、平均で 5.65 キロワットがH28 年度の実績

です。

委員 過去から比べて、比率的には 1 割を超えたとかということはまだないんで しょうか。

担当課 過去の例でいきますと、こちらの事業は平成 25 年から行っておりまし

て、その当時はまだ太陽光のシステムは高かったので 1 キロワットあたり 4 万円、上限も 20 万円しまして、一昨年、平成 27 年度から 1 キロワットあた

り 3 万円、上限を 12 万円。平成 27 年度の交付実績は 65 件です。734 万 4000 円で今回H28 年度は 36 件となっています。

委員 H30 年度からは要するに太陽光発電は助成がなくなるということです か。

担当課

はい。

委員

そのときに、これは市は単独になるんですか。

担当課

これは市単独です。

委員 だから市単独を止めるには、どのぐらいの普及率があってということなの

か、ただ単に切り替えるからこっちは止めようという理屈なのか、そのへん はどういう理屈でいくんですか。

担当課 平成 27 年が 65 件で平成 28 年が 34 件。申請件数も減っておりますし、2

(12)

れであれば逆に太陽光というのはどうしても日照とか色々、左右されるもの がありますので、やはり左右されないで利用可能なエネルギーに補助してい

ったほうがよいんということでそちらにシフトしました。

委員 蓄電池があれば安定しますね。ただ電池が、今の能力では残念ながら何日 ももたないんですね。太陽光はとりあえず昼間は発電できる。そこの差なん

ですよ。災害があってひょっとして 1 週間も停電となったときに、電気がな いとご飯も炊けないし何もできないというそういう騒ぎになる。

やっぱり何日たっても昼間だけは使える。太陽光は夜使えないから蓄電池 のほうがいいんだけれど、蓄電池は何日も使えないという問題がある。だか らそのへんなんですね。

担当課 今言った形ですと、エネファームですとガスから水素を取り出すので、こ

の場合で言えばガスのほうが特に供給については問題なかったと思うんで す。

委員 プロパンですか。

担当課 プロパンでもできます。

委員 この辺はどうなんですか。

担当課 この辺はプロパンです。ですから今言った問題は、2 つ挙げさせていただ いた水素の利活用としてエネファームということで対応します。

もう 1 つは太陽光発電で、一時的に発電するだけではなくて違う時間帯も 使えるように、蓄電池という 2 つのものについて補助していくという考えで

す。

委員

両方を補助でもらえるんですか。

担当課 エネファームと蓄電池のほうでしたら両方。太陽光ですと当市が太陽光の

補助をやっていますので、10 月から 3 月 31 日までなら両方。ただ来年度は 太陽光のほうはまだ決めていませんが。

委員

とりあえずは両方もらえる。今新築のところは結構そういう事例が多い。

担当課 やはり 120 万上乗せになるということで、なかなか導入が厳しいというこ とがありますので、そういう声にお応えして今回シフトしていくということ

を考えております。

委員 みんながこれを導入するようになると、ぐっと値段も下がると思うんだけ れど。

担当課

現時点ではまだかなり高いです。

委員 まだ高い。電池自体が。これは一件一件、窓口申請を受けて出しているん ですか。

担当課

そうです。

委員 この再生可能エネルギー導入促進事業とやっているんだから、逆の意味の ことについて、石炭の問題だとか排気ガスの問題だとか、そのへんには何か

取り組んでいるんですか。

担当課 排気ガスにつきましては、公害対策ということなので別事業で観測等を毎 年やっております。

委員 要するにこういう形で再生可能エネルギーを普及させるのはいいんだけれ

(13)

んですか。

担当課 監視はしていますけれどそこまではやっていません。ただ今年度からバイ

オマス事業のほうの見直しをかけておりまして、新たにその低炭素というか 再生エネルギーだけではなくて、バイオマスで木製ペレットとかそういうも のも検証して、実質的に合っているかというものを考えていきたいというこ とで、今協議会のほうを再開している最中でございます。

委員 あれは煙も出て二酸化炭素も出るんだけれど、一応ゼロエミッションにな

っているから。

担当課 ただやはり今問題になってきているのは、そういう木製ペレットでもそう

ですけれど、燃やすと煙が出ますので、その臭いが問題になってきていま す。実際やってみないと分からないことがいろいろありますので、そういう 情報を当市だけではなくて近隣市町村とも共有しながら、バイオマス事業と いうことで可能性を検討していきます。

委員

ペレットをやるのに資源量的には問題がないんですか。

担当課 実際に先ほど話がありました伐採した木が実は余っていまして、ただその

伐採した木だと皮が付いているので、皮を燃やすとやはり臭いが結構きつく て今放置状態になっております。その問題をどうするかが木製ペレットの課 題なのではないかと思っております。資源的には何を使うかというのはこれ からの検討になります。

委員 木製ペレットも大規模にやれば問題はないんです。そういう部分とそうじ

ゃない部分をペレットの中で分けてしまって、そういう部分は完全な発電に 使う。そうすると、木製ペレットはそういう周りが嫌がることもフィルター とか何かを通してある程度処理できるんだけれど、普通のストーブなどでペ レットを使った時にやっぱりそういう皮付きだと問題があるので、一定の資 源量を確保できないとあまり意味がないという話をしていますね。

担当課 そういう情報もかなり入っておりますし、実際仕入れは皮付きのものは一

切使わない。あくまで建築資材で無垢(むく)のものだけをペレット化して 使っているのか、そういう情報を共有しながら実際に何がいいのか。これか ら検証していきます。

委員 それだとやっぱり難しいらしいですよ。大きい製材業者だとか何かがない

と。剪定(せんてい)した木とか、要するに伐採した物らしいんだよね。

担当課 政府としては 2025 年までに各市町村で推進しなさいというふうに閣議決

定されておりますので、それに向けていろいろな情報を集めている最中とな っています。

委員

稲敷にある企業で石炭を使っている企業はあるんですか。

担当課

石炭はないと思います。

委員 わりと徹底してやるところは、どういうエネルギー源を使っているかとい

うのを企業に全部問い合わせをしてやっているところが結構あります。

委員 この再生可能性促進事業ですけれど、この事業の内容をみますと、補助事

業ですね。実際に稲敷市の調査研究はないのですか。

担当課 今言ったように 2 年前から廃止も含めて違う方法で補助していくという中

(14)

委員 では転換するために、実際に情報収集して調査しているということです ね。

担当課 そうですね。実際にどういうものにかかっているかという聞き取りを、ま

ずさせていただいています。

委員 こういう事業を民間とか個人の住宅に対してやっていて、行政はこういう

方向に行っているんですか。要するにこの施設(新庁舎)をちゃんと環境課 が推進している再生エネルギーの流れにのっているんですか。

担当課

この庁舎のことであれば、それはのっていないと思います。

委員

それはまずいよね。

担当課 蓄電はやっています。

一部太陽光発電のものが正面玄関の上のほうに載っています。 委員

それで蓄電はやっていると。

担当課 蓄電はしています。それ経由で、プラグインハイブリッドの車とか EV に

充電できるような仕組みも作ってはあるようです。

委員 当然非常用の発電機もあるんでしょうけれど、そういう機能が途中でなく

なってしまうというのはものすごく恥ずかしい話だから。

担当課 日立市がガスタービンの発電とかいろいろやっておりますし、民間事業者

のソフトバンクでも同じガスタービンじゃないですけれど、ガスの発電のも の、エネファームの大きい版もやっていますし、そういうものも検討してい ただきたいという話は確かにした記憶があります。

委員 本庁舎の玄関のところのキャノピー。あれの発電量はどのくらいなんです

か。結構上に長いですよね。太陽光。さっきの EV 車とかそういうのもある 程度はやっているというのはおっしゃっていましたけれども。

担当課

整備した課ではないので、ここでの回答はできないです。

委員

太陽光はこの屋上にはないんですか。

担当課

ないです。

委員 車もみんな電気に替わっていると言っているから、きっと色々なところで

こういうことが変わるよね。

担当課 先ほどお話ししましたが、われわれが整備しなくても民間のものを使って

やるという方式は、大阪市で実際にやっている事例ですので、そういう形で できないかというのは庁舎を建てる際に提案させていただきました。

一企業と契約するというのはなかなかいろいろな問題があるのかもしれま せんけれど、そういうことも含めて費用を抑えながら効率的に使うというこ とも 1 つのか考え方です。。

委員

まさにコスパの問題になってしまいますね。

委員

電気代は、発電したほうが完全に安いらしいですね。

委員 バイオマスのことですけれど、何年か前によく市町村で公用車をそういう

のでやりましょうなんていう時代がありましたけれど、稲敷市の取り組みに はそれはあったんですか。

担当課 稲敷市のバイオマスタウン構想というのがございまして、その中で天ぷら

(15)

で終了しています。

委員 家庭用の廃油だとそんなに多くはないと思うんですけれど。あと遊休農地

といって畑もだいぶ広がっているじゃないですか。そういうところを利用し ていただいて菜種油とかを生成したり、そういう考え方というのは持たれた ような…。

担当課 実際に牛久市さんでそのような事業を展開していると思うんです。ただそ

れでできるバイオディーゼル燃料というのは平成 17 年度より古い車でしか 使えない。なおかつディーゼル車であって、さらにできたバイオ燃料という のは 5%しか混ぜられないということです。最近のディーゼル車には使えな いというのが一番のネックです。

委員

そうなんですね。

担当課 そういうものに対して今牛久さんのほうは車が壊れたら補償しますという

制度を逆にやっていく状況ですので、当市としてはそれに取り組んでいくこ とについては検討で終わっています。

委員 話を聞くと、新しい車も適用しないでそういうふうになってしまうと作っ

ても意味がないと思うんです。だからそのバイオマスと書いてあるのは、ど ちらかというとガス関係みたいなことを中心にということですか。

担当課

政府としてはガスをということで進んでいます。

委員

今回市のほうで書いているじゃないですか。

担当課 トータル的にいろいろ検証していって、先ほどのバイオの燃料についても

金を出せば今のディーゼルでも使えるのかどうかとか、どれくらいの経費を かければ最新のディーゼル車で使えるようになるのか。それは採算が取れる のか。いろいろなものを検証していく前段階ということで今回挙げさせても らっているもので、何をやりたいとかではなくて、何ができるのかが先にあ ります。

委員

平成 33 年あたりまでずっと継続できているから、事業予定として。

担当課 実際には今年度まで継続事業にはなっていたんですけれど、取り組めてい

ませんでした。 委員

実際に取り組みはなかったという感じなんですね。

担当課

再検討していきましょうと。

担当課 監視カメラと一緒なんですけれども、とにかく検証していって実際どれが

いいのかというのをこれから検討していきます。

委員 でもその頃になったら、そういう燃料なんかは電気自動車になってしまう

からあまり必要性がなくなってしまうような気がしますね。このH33 年の 5 年間の中期計画の中で全部検証していきましょうなんてやっていたら、実質 的に 5 年たったら実際的にはガソリン車ではなくて、そういう方向性に国際 的にいっているわけじゃないですか。何を目的としてやるのという話になっ てくると思うんですけれど、その他には利活用があるとは思うんですけれど も、そういったものは市的にこれを中心にやるというというのはまだ定まっ ていないわけでしょう。

担当課 今ざっくり考えているのは、バイオマスを使った発電事業。発電に絡めて

何かができればと考えているんです。 委員

(16)

担当課 その辺りを検証して考えないと結果的にすごく莫大なコストがかかるとい う話になりますので。

委員

徹底してやらないと駄目ですね。

担当課

はい。

‐昼食‐ ■環境分野総括

委員長

まず不法投棄、これは一部見直しでよろしいですか。

一同

はい。

委員長 これはいろいろと警察 OB の話、コストの削減、パトロールの仕方、こ

の辺を意見としてうまく整理していただいて、『一部見直し』ということ で、よろしくお願いします。

委員長 その次、再生可能エネルギー導入促進事業が 3 対 2 だから難しいね。ど

うしましょうね。判定の理由には否定的な文がないので。 委員

今後どうしようかという感じですものね。

委員長 『おおむね適正』だけど、今後の方向付けについて、よりいっそうの検

討が必要だとか、バイオマスも検討願いますという感じで。よろしいです か。

一同

はい。

3.ヒアリング【午後】∼環境保全分野∼

3)公用車購入事業(更新及び維持管理) (担当課:管財課)

事務局 それでは午後の部を始めたいと思います。午後の最初の事業は管財課の

公用車購入事業についてです。管財課長の方から職員のご紹介を併せてお 願いします。

担当課 今日はどうもお疲れさまでございます。それでは本日出席しております

管財課の職員をご紹介させていただきます。課長補佐です。管財係長で す。

担当課

よろしくお願いします。

委員長

それでは説明をよろしくお願いします。

担当課 公用車購入事業(更新および維持管理)ということで、事業の説明をさ

せていただきたいと思います。こちらの事業ですが、毎年、予算を付け て、公用車を適切に更新していく事業でございます。

近年、地球温暖化等に伴いまして、低公害車、CO2 を削減するような自 動車をなるべく配備できるようにということで、計画を作ってございま す。予算額といたしまして、一覧表を見ていただいたときに事業費内訳と ありまして、算出根拠の備品購入費という所が、公用車の主な購入予算に なっております。平成 29 年度 868 万円。以降、30 年度から 33 年度ま で、同じ 868 万円ということで計画しているものでございます。

(17)

ノート e-POWER ですとか、新しく更新した車両が含まれております。管財 課管理の車両台数ですが、低公害車と呼ばれているものを 112 台中 12 台 配備してございます。

古いものにつきましては走行距離数が 10 万 km を超えてきているものが 多少ありまして、こちらの更新の際に、868 万円の中でやりくりをしてい くとなると、台数も限られてきてしまうというような懸念材料も抱えてい る状況でございます。

委員 最後のページを見ると、これが要するに購入した相手ということです

ね。直接、メーカーの販売店はないのですか。

担当課 入札で行っておりまして、ディーラーも指名している中で、落札者が市

内の業者という結果になっております。 委員

何か違う力が働いていませんか。

担当課 ディーラーも全て、トヨタ、日産も併せて指名しておりますので、その

ようなことはなく、適正に競争が行われているものと思っています。 委員

逆に県内全部を調べると、珍しい事例に入らないですか。

担当課 地元業者も含めて、ディーラーさんを指名している。他の市町村もその

ように行っております。 委員

H28 年は●●の順番で、H29 年は■■の順番みたいな。

担当課 H27 年度以前になってきますと、ディーラーで落札したケースもあり

ます。H28 年度については軽自動車が多いので、代理店である地元の業 者のケースが多くなっています。

委員

ディーラーさんが入ってこないのが不思議だなと思って。

担当課

ディーラーも指名はしております。

委員

他の市町村はどう?

担当課 他の市町村も、地元の業者と地域のディーラーを指名しているように聞

いております。 委員

落札しているのはディーラーでしょう?

担当課

やはり地元の業者が落とすケースも結構あります。

委員 軽の場合はね。そこしか扱っていないということで、あるんだと思うん

だけど、高止まりになっているようなことは考えられないですか。

担当課 落札価格的には、結構安い適正な額にはなっているのではないかなと思

っております。

委員 軽の場合に、軽ダンプとかというとちょっと違うのかもしれないけど、

普通、軽を使うやつだと、軽の会社も何社かあるから、場所によっては本 当に 60 万円台ぐらいまで落ちているんだよね。今、状況が違うのかもし れないけど。

今後の更新計画はあるのでしょうか? 担当課

あります。

委員 更新計画の中で、今後、どういうものが主体になっていくとか、どうい

うものが前提になっていくというような考えは、方針はあるのですか。

担当課 まず、目安としては、走行距離が 15 万キロを超えるか超えないかとい

(18)

しています。それが年間 5 台から 10 台ぐらいになっているのが実情で す。

その中でどういう車種を購入していくかということですが、お手元の表 にもありますように、環境負荷を考えながら、あとは車の値段、イニシャ ルコストも考慮しながら、軽自動車とハイブリッド車を合わせて購入して いく計画になっております。

過去 5 年間の実績からいうと、年間購入車種の 50 パーセント前後は軽 自動車とハイブリッド車を合わせた車種にしております。

委員

両方合わせて 50%ですか?

担当課

両方合わせて 50%から 60%程度です。

委員

他の所は軽が半分以上になっているようですよ。

担当課 ただ、車においてはバンの代わりにまたバンを買うとか、あるいはトラ

ックを買うとか、そういうのもありますので、偶然というか、過去 5 年で いうとそういう割合になっているのが現実です。

委員 業務用でこういうのでなくてはまずいというのはあると思うんだけど。

例えば技術系は後ろに幾つか荷物を積んでいかなくてはいけないから、バ ンでなければ困ると言うと思うんだけど、あれも実は軽で済ませている所 も結構ありますよね。

担当課 先ほど申しました軽というのは、軽乗用車のみでございますので、軽バ

ンとか、軽トラックを入れると、もう少し軽の割合が結構増えてまいりま す。稲敷市も半分近くになってくるかと思っています。

委員 衝突防止が付いていたほうが事故率が 7 割ぐらい減るらしいから、そう

すると修理代や損害賠償を考えると、ずっと安いかもしれないという考え 方もある。だからこれから買う車は、いろいろなことを検討しなければな らないと思うんですよね。

担当課

そうですね。いろいろな車が出ていますから。

委員 災害対策用の車は、ある程度車高が高くて、水に水没しないような車で

なければまずいというのは分かるんだけど、それ以外は荷物をどの程度積 まなければならないとか、割と統一できるのではないかと思う。もうちょ っと内容的に絞り込んでしまってもいいのかなと思うんだけど。PHV とか e-POWER とか購入したんですね?

担当課

今年は PHV を 1 台購入しました。

委員 ここを見ると、PHV と e-POWER を購入したけど、こういうときはどうい

うふうに決めるのか?

担当課 ノートの POWER につきましては、入札の際の仕様で、ノートの e-POWER でなくては駄目だという仕様ではなくて、ハイブリッドの中で排気 量の枠の中で、条件仕様を定めております。ノート限定の仕様では発注し ておりませんでした。

委員長

プリウスの PHV もそうですか?

担当課 プリウスは限定です。PHV か電気自動車を考えていたのですが、電気自

動車は走行距離にも問題がありまして、これは PHV ということで仕様を決 めて発注したところです。

担当課 よろしいですか。PHV を購入するに当たって、最初に電気自動車との比

(19)

いということで、稲敷市のほうから水戸に、県庁に出張に行ったときに、 1 回の充電では往復が厳しいということで、ガソリンでも走れる PHV の購 入ということで検討して、仕様書を作らせていただきました。

委員 この 5 年ぐらいの間に、車の性能の差が結構はっきりと分かれてくると

思う。安全対策の差とか。だからある程度はっきり言ってもいい時代に入 るのかもしれないと思うのだけど。この車を止めておく自分の拠点に電源 を整備できれば、電源は問題ないんですよ。市の庁舎にも充電器があるで しょう。車庫にも充電器はある。

担当課

車庫にも作りました。

委員 だから極端なことを言うと、こういうのを買ったときには作ればいいん

だよね。例えば何とか支所や何とか事務所にこういうものを買ったとき は、そこで充電できればいいんだよね。そういう時代に入っていくのだか ら、そのぐらいのことは覚悟しないと駄目な時代なんじゃないの。

担当課 おっしゃるとおり、これからいろいろな車の仕様がサービス化されて波

及してくると思います。PHV とか電気自動車というのは 1 台当たりの価格 が高いのも多いので、市役所の用途をにらみながら、軽や軽トラックな ど、いろいろな車種を織り交ぜながら、効率的に、環境関連や安全性を考 えた車の購入計画を作って、更新を進めていきたいと思っています。

委員 少なくとも 5 年以上は使うわけですよね。これから 5 年の間に車は完全

に様変わりだと思う。そういうことを考えて入れていかないと。軽ではや はりまずいのですか。そういうことはないよね。

担当課 管財課で管理しているのは、軽はこの割合なのですが、管財課で管理し

ているもの以外に、各課で、専門的な業務で使うものがありまして、それ は家庭訪問とか荷物を積まないものは軽自動車が多いと思っております。

委員 この目的のところに、公用車の均等化と書いてあるのですけれども、こ

れはどういう考えなのでしょうか。全部軽にしようということではないで すよね。

担当課 違います。目的・用途ごとに同じような車をそろえるみたいな感じで

す。

委員 分かりました。あともう一つ、車検の費用はここには入っていないので

すか。

担当課 車検の費用は、事業費の表の下から 2 番目ぐらいに事業費内訳とあると

思うのですが、事業費内訳の積算根拠の中で役務費です。 委員

これがそうですね。

担当課

毎年 1300 万円程度見ていると思います。

委員

ありがとうございました。

委員 必ず購入という形ですけど、リースのときの費用対効果ではないです

が、そういった部分はどうなのですか。そうすると、将来、5 年たてば車 もだいぶ変化するだろうと。買い取ってしまうと、ある程度利用年数が来 ても、乗れればもうちょっと乗りましょうみたいな部分があるじゃないで すか。リースだと、そこら辺が臨機応変に、より低燃費なものが出て、市 の政策に合致していれば変えられる、そういう部分もあるのかなと思う。 その辺の考え方があれば、お聞きしたい。

担当課 過去に一般の公用車については、リースはないのが現状です。これから

(20)

その中で、買うことだけが適正なのかという問題もありますので、今後は リースも含めて、車種によってはリースが得な場合もあると思いますの で、そういうことも含めて、検討させていただきたいと思っています。 委員

ありがとうございます。

委員 要するに各課が縦割りで車を使っている。そうではなくて、どこでもそ

っちに申し込んで、使えるときに使っているのですか。 担当課

管財課で管理しています。

委員

一括管理ですよね。

委員 システム管理。人手はかかっていない。そうすると、ほぼ平均に距離を

走ってくれるわけ?

担当課 そうとは限りません。システムの中で、各自が空いている車を予約して

使うような状況になっていますので、必ずしもそれが順番どおりという か、今日はこれを使ったら、翌日はこれを使ってくださいというようなや り方をしていませんので、どうしても偏りは出ております。

委員 水戸県庁に出張するときに、電気自動車だと往復は無理かなという話

で、ハイブリッド車とかを優先的にそっちに回すみたいな。

担当課 遠くに出張に行く職員がハイブリッド車のほうを優先的に自分で予約し

てもらっています。

委員 管財課のほうで「これに乗りなさい」ではなくて、借りる側のほうで選

択するのか。

担当課 そうです。こちらで割り振ってしまうと、その出張に例えば 1 人で行く

のか、5 人で行くのかというので、車の割り振りはこちらではできない。 委員

使用課と書いてある所に「市庁舎」と書いてあるのが管財の一体管理?

担当課

そうです。

委員

それ以外はバラバラ?

担当課

そうです。出先機関のものまでは、こちらでは管理できません。

担当課 例えば一番上の建設課のエキスパートというバンがあると思うのです

が、これは建設課ですので、現場へ行く車ですので、現場のほうが荷物な どを積むような車になっています。これは建設課で管理している車です。

委員 全部は無理だと思うけど、シェアできるやつはシェアしたほうがいいで

すね。

担当課 設置場所ではなくて、使用課で「市庁舎」と入っている車があると思う

のですが、こちらは全職員でシェアできる公用車です。

委員 そっちが管理しているからね。それ以外の課が入っているやつは、そこ

で使うという形になっているわけね。

委員 この地域おこし協力隊と使用課に書いてありますね。これは地域おこし

隊の皆さんに 1 台? 担当課

1 人 1 台ではありません。

委員

地域おこし隊に 1 台?

担当課 地域おこし隊には 2 台配置しています。現在、7 名の隊員がいるのです

(21)

委員

社会福祉協議会の車は別なのですね。

担当課

別々です。

委員 車は無いと仕事にならないからね。ただ、どれだけ効率良く使ってもら

うかの問題だよね。縦割りが若干残るのはしょうがない。だけど縦割りだ けではなく使っているとすれば、ある程度はいいのかなとは思う。出先に ここに車を取りに来いとは言えないしね。

委員 結構な台数あるんですね。今日は月曜日じゃないですか。だいたい出払

ってしまいますか。

担当課 市庁舎と書いてある、みんなで共有している車両はほとんど出払ってい

ます。 委員

稲敷市と書いてあるのと書いてないのがあるんですね。

担当課 あります。中には住民の方で、住民のお宅に伺うときに、稲敷市と書い

てあるのを好まない方がいらっしゃいますので。 委員

でも書くべきですね。

担当課 一応公用車に市名が入っていないものに関しては、市章をリアガラスに

張らせてもらっています。完全に公用車だと分からないものでは困ります ので、公用車だと分かるようにはしています。

委員

入っていない車は何台ぐらいあるの?

担当課

入っていないのは 4 台です。

委員長 どうですか。皆さん、よろしいですか。ありがとうございました。

3.ヒアリング【午後】∼生活安全分野∼ 4)防災備蓄整備事業 (担当課:危機管理課)

事務局 それでは危機管理課の説明をしていただきます。その前に、課長のほうか

ら、職員の紹介をしていただきます。

担当課 長時間にわたってご苦労様でございます。危機管理課長です。どうかよろ

しくお願いいたします。それでは職員の紹介をさせていただきます。まず防 災備蓄整備事業の説明ということで課長補佐です。防犯灯設置維持管理事業 を担当しています主査です。

担当課

よろしくお願いします。よろしくお願いします。

委員長

それでは説明をお願いします。

担当課 防災備蓄整備事業についてですが、事業内容としまして、毎年 3 カ所、防

災備蓄倉庫を設置しております。設置箇所については、避難所に指定されて いる公共施設、学校等になっております。現在は 12 カ所に設置しており、 今後も 1 年に 3 カ所設置する方針で、早期に避難所全てに備蓄倉庫の設置を 行う予定であります。その他、現在の備蓄食料の保存年が約 5 年間となって おりますので、備蓄食料品の更新も併せて行っております。

事業費の内訳といたしましては、年間で 1910 万 8000 円ほどとなっており ます。これは 3 期分ということで、防災倉庫で 567 万円、寝袋で 583 万 2000 円、カンパン等で 304 万円、保存水で 85 万 5000 円です。防災倉庫の 合計といたしましては 1539 万 7000 円となっております。

(22)

アルファ米で 60 万円、保存水で 23 万円となっております。備蓄品の更新で 371 万 1000 円となっております。本年度、29 年度の計画といたしまして は、あずま北小学校で一つ、旧鳩崎小学校の跡地が市の教育センターとなっ ておりますから、そちらに 1 カ所、それから君賀地区にコミュニティーセン ターというのがございまして、そちらも避難所になっておりますので、そち らも 1 カ所、計 3 カ所となっております。説明は以上です。よろしくお願い します。

委員 避難所全部にという前提だということですけど、避難所は全部で幾つある

のですか。

担当課 ちょうど今、地域防災計画の中で避難所の見直しを行っております。その

中で地震、洪水、土砂災害、それぞれ対象の避難所が決められておりまし て、福祉避難所も合わせて全部で 43 カ所。そのうち、小学校等が統廃合に なっておりますから、今年度、10 まで行きませんけれども、この中で 7、8 カ所ぐらいは減になると思います。

委員

それでもまだ半分も行っていない?

担当課 全部は行っていないので、もしこの時点で災害等がございましたら、今、

整備されている所の備蓄品を、例えば桜川地区で避難する人が増えれば、そ のときはそちらの方に動かすとか、そういう対応は検討していきたいと思っ ております。

委員 例えば幾つか災害のパターンがありますよね。利根川大洪水だとか、地震

のときもあるでしょうけれども、地震ではどこでも大丈夫なのか。12 カ所 のうち、幾つかの災害の中で駄目になる避難所は想定できますか?

担当課 本年度、見直しをしているところなのですが、特に東地区のほうは利根川

に近くて、河川にもし何かがあったときには浸水する想定がされていますか ら、例えばH25 年度に整備された東中学校については浸水の区域に入って おります。

あとは東地区でも東支所は非常に厳しい状態になると思います。だから今 のところ、12 カ所の中で浸水が予想されるのが、東中学校と東支所とあず ま生涯学習センターも田んぼの中ですので、その辺が浸水にはちょっと厳し い状態です。

委員

防災倉庫は浸水してしまう所に置いてあるのでしょう?

担当課

今のところはそうです。

委員

それはまずいね。

担当課

そうですね。これはちょっと課題と認識しています。

委員

中学校に空き教室があるとか。

担当課 利根川のほうも、浸水エリアの図面が今年度公表されたような状態になっ

ておりまして、これを今度、国のほうと、コンサルも入れて詰めている段階 ですので、それが明確に計画に乗るというような話になってくれば、それに ついては併せて対応したいと思っています。

委員 でも、なってしまってからでは遅いんだよね。だからそう思ったら、上に

置ける所があるのなら上に置くとか。あとは 12 カ所というのは、地域的に うまい具合に分散しているのですか。人口比率と合う形になっているのです か。

担当課

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